Notionのチェックボックス機能は、タスク管理、進捗管理、アンケートなど、様々な場面で活躍する万能ツールです。
この記事では、Notionのチェックボックスの基本的な使い方から、データベースとの連携、数式を使った応用テクニックまで、詳しく解説していきます。
1. チェックボックスの作成方法
Notionでチェックボックスを作成する方法は、以下の3つです。
/todo
コマンド: ページに/todo
と入力し、Enterキーを押します。- ブロックメニューから選択: ページ左側の「+」ボタンをクリックし、「To-doリスト」を選択します。
- ショートカット:
[]
(半角の角括弧)を入力し、スペースキーを押します。
[Image of チェックボックスの作成方法 – /todo
コマンド、ブロックメニュー、ショートカットの3つの方法を画像で示す]
2. チェックボックスの基本的な使い方
- チェック/チェック解除: チェックボックスをクリックすると、チェック(✓)とチェック解除(□)を切り替えます。
- テキストの入力: チェックボックスの右側にテキストを入力できます。
- 複数行のテキスト: チェックボックスの右側でEnterキーを押して改行し、複数行のテキストを入力できます。
- チェックボックスの削除: チェックボックスを含む行全体を削除するには、行の左端にある「⋮⋮」アイコンをクリックし、「削除」を選択します。
3. チェックボックスの応用的な使い方
- タスク管理: ToDoリストとして、タスクの完了状況を管理できます。
- 進捗管理: 複数のチェックボックスを使って、プロジェクトの進捗を視覚化できます。
- アンケート/投票: 選択肢の横にチェックボックスを配置してアンケートを作成できます。
- チェックリスト: 持ち物リストや確認事項リストなど、様々なチェックリストを作成できます。
4. データベースでチェックボックスを活用
データベースでチェックボックスを使うと、データ管理がさらに便利になります。
- プロパティタイプとしてのチェックボックス: データベースのプロパティタイプに「チェックボックス」を選択すると、各項目にチェックボックスを追加できます。
- フィルタリング: チェックの有無でデータを絞り込むことができます。
- 並べ替え: チェックの有無でデータを並べ替えることができます。
- 数式との連携: 数式プロパティと組み合わせて、チェックボックスの数に基づいて進捗率を計算したり、条件分岐を行ったりできます。
5. 数式と連携したチェックボックスの使い方(進捗率の表示)
数式プロパティを使えば、複数のチェックボックスの状態から進捗率を計算し、表示することができます。
例:3つのチェックボックスで進捗率を表示する場合
- データベースに3つのチェックボックスプロパティ(例:「タスク1」「タスク2」「タスク3」)と、数式プロパティ(例:「進捗率」)を追加します。
- 「進捗率」の数式エディタに以下の数式を入力します。
round((if(prop("タスク1"), 1, 0) + if(prop("タスク2"), 1, 0) + if(prop("タスク3"), 1, 0)) / 3 * 100) / 100
この数式は、各チェックボックスがチェックされている場合に1を、チェックされていない場合に0を返し、それらを合計してチェックボックスの総数(この場合は3)で割り、100を掛けてパーセンテージを計算しています。round()
関数で小数点以下を四捨五入しています。
6. チェックボックスを使う上でのヒント
- 明確なラベル: チェックボックスの横に、わかりやすい説明をつけましょう。
- 一貫性: 複数のチェックボックスを使用する場合は、使い方に一貫性を持たせましょう。
- データベースとの組み合わせ: データベースと組み合わせることで、チェックボックスをより効果的に活用できます。
チェックボックスに関するFAQ
Q. チェックボックスの色を変えられますか?
A. いいえ、現在のところ、チェックボックスの色を変更することはできません。
Q. チェックボックスのサイズを変えられますか?
A. いいえ、現在のところ、チェックボックスのサイズを変更することはできません。
Q. チェックボックスにショートカットキーはありますか?
A. はい、あります。チェックボックスにカーソルを合わせた状態で、Space
キーを押すと、チェック/チェック解除を切り替えられます。
Q. チェックボックスをネスト(入れ子)にすることはできますか?
A. いいえ、現在のところ、チェックボックスをネストにすることはできません。
まとめ
Notionのチェックボックスは、シンプルな機能ながらも、様々な用途で活用できる便利なツールです。
この記事で紹介した使い方を参考に、Notionでの作業を効率化しましょう。