Notionの「サポートアクセス許可」とは、技術的なトラブル解決のために、一時的にサポートチームがあなたのワークスペース内部を閲覧・調査できるようにする機能です。デフォルトでは「オフ(閲覧不可)」になっており、許可した場合も最大28日間で自動的に解除される安全な仕組みです。
「ページが消えた」「挙動がおかしい」といった深刻なトラブルが起きた際、Notionサポートに問い合わせると「アクセス許可(Consent)」を求められることがあります。
この記事では、この機能がなぜ必要なのか、そしてセキュリティ上の安全性について、Notion初心者の方にも分かりやすく解説します。
なぜ「データアクセス同意」が必要なのか?
Notionは、ユーザーのプライバシーを最優先事項として設計されています。そのため、たとえNotion社の社員であっても、あなたの許可なくワークスペースの中身(メモやデータベース)を見ることは技術的にできないようになっています。
しかし、トラブルの原因が「特定のページのデータ破損」や「複雑なデータベース設定」にある場合、サポートチームが実際の画面を見ないと原因が特定できないことがあります。そこで必要になるのが、この「一時的な合鍵」です。
- 原則: あなたのデータは完全に非公開。
- 例外: あなたがスイッチをONにした時だけ、サポートスタッフが調査目的でアクセス可能になる。
アクセス許可をONにする手順
サポートチームから依頼があった場合のみ、以下の手順で設定を行ってください。
1. デスクトップ版 / ブラウザ版の場合
- 左サイドバーの「設定とメンバー」をクリックします。
- 設定メニューの「マイアカウント」を選択します。
- 下へスクロールし、「サポートアクセス」の項目を探します。
- **「アクセスを許可する」のトグルスイッチをON(青色)**にします。
2. モバイルアプリ版の場合
- 画面左下の「…」またはハンバーガーメニューをタップします。
- 「設定」をタップします。
- 下部にある「サポートアクセス」のスイッチをONにします。
アクセス許可の有効期限と解除方法
「一度許可したら、ずっと見られっぱなしなの?」という心配は不要です。
自動でOFFになる仕組み
アクセス許可には有効期限があります。スイッチをONにしてから最大28日間が経過すると、自動的にアクセス権は無効化(OFF)されます。Notionサポート側での調査が完了すれば、期間内であっても彼らはアクセスしなくなります。
手動ですぐにOFFにする方法
問題が解決したら、すぐにアクセス権を取り消すことをおすすめします。
- 手順: ONにした時と同じ「設定」>「マイアカウント」画面に行き、トグルスイッチを**OFF(グレー)**に戻すだけです。これで即座に接続は遮断されます。
データアクセスの安全性比較まとめ
通常時とアクセス許可時の違いを整理しました。
| 項目 | 通常時 (デフォルト) | アクセス許可時 (ON) |
| Notion社員の閲覧 | 不可 (完全ブロック) | 可能 (調査目的のみ) |
| 編集権限 | なし | あり (復旧作業のため) |
| 有効期限 | – | 最大28日間 (自動解除) |
| 推奨シーン | 通常利用時 | バグ調査・データ復旧時 |
よくある質問(FAQ)
Q. 勝手にデータを見られることはありますか?
A. いいえ、絶対にありません。
Notionのセキュリティポリシーにより、ユーザーが明示的にこの設定をONにしない限り、サポートチームがデータにアクセスすることは不可能です。
Q. アクセス許可中、どの範囲まで見られますか?
A. ワークスペース内のすべてのページにアクセス可能です。
特定のページだけを許可することはできません。機密情報が心配な場合は、一時的に機密データを別のワークスペースに移動させるか、その旨をサポート担当者に伝えてください。
Q. サポート以外の第三者に見られるリスクは?
A. ありません。
この権限は、認証されたNotionの公式サポートスタッフのみに付与されます。外部のユーザーに公開される機能ではありません。
まとめ
Notionの「サポートアクセス許可」は、あなたの困りごとを解決するための「一時的な協力体制」を作る機能です。
- 基本はOFFでOK。
- サポートから依頼された時だけONにする。
- 解決したら手動でOFFにする(忘れても28日で切れる)。
この仕組みを理解していれば、万が一のトラブル時も落ち着いて対処できます。Notionサポートは非常に親切ですので、困ったときは安心してこの機能を活用してください。
